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ANARCHY IN THE 保育園

ちょっと皆 考えてみてくれ

全く縁もゆかりも無い保育園という施設があるとする

時間帯は夕方6時頃

お迎えの保護者達も多数いる状況だ

その保育園の中に俺達みたいなのがうっかり進入してしまったら一体どうなるだろうか

考えてみても恐ろしくてとても試してみる気にはならないでしょう



我が家の近所に妻の妹夫婦が住んでいる

4歳になる一人娘サキ(仮名)との3人家族 共働き

日中サキは保育園に預けられている

たまに妹の仕事の都合でお迎え時間に間に合わず、代理でウチの妻がサキを迎えに行き

そのままウチで妹の帰りを待つという事がある

昨日もその予定の日であった

その日 妻は朝から歯医者の予約を入れていたのだがうっかり寝坊

再び予約を入れ直し、新たに取れた時間帯は夕方だった

サキのお迎え時間に間に合うかどうかというところだ


妻『私が6時までに帰らなかったらサキのお迎えお願いね』


ちょっと待ってくださいよ奥さん

アナタ言ってる事が解ってるんですか?

オレなんてどう見たって不審者にしか見られませんよ


オレの中で一気に緊張感が走った

これはただ事ではない由々しき事態だ

オレが一番入っちゃいけない場所じゃないか

ダメだよ 絶対ダメ 世間が絶対に許さないよ

いいか、頼むから6時までに絶対帰ってきてくれよ 頼むぞホント











F1001200.jpg

PM6時 オレはその保育園の前に立っていた

神はいつも突然試練を与える

少しでも不審者度を下げるようシェードは外してきた

指TATTOOを隠す為手袋でもしようかと思ったが逆にそれも不審なのではないか

もう元が生粋の不審者なので何をやろうと全てが不審に見える気がするんですよ


ちょっと・・・これはどこから入っていいのだろうか?・・・

写真の園庭に通じる門からなのか左手にある正門らしきとこなのか

ここはやはり正門の方だろう いきなり庭園の方から行ったらヤバい予感がする

正門の扉を開けようとするがどうなってるのか開く気配が無い

こういう施設は園児が勝手に外に出るのを防止する為か本物の不審者対策なのか

門の開閉には少々コツがあるところが多いと思います

当然初めての場所なのでそのコツも解りません

しばしガチャガチャやっておりました 

すでに不審者が園内へ進入しようとする目撃者も出てきております

心の中で ヤバい ヤバい と汗をかき始める筆者

正門はあきらめ園庭側の門を開けようとしますがここも多少なりのコツが必要でした

門の内側へ手を伸ばしてレバーを引くという事に気付くのに5秒ほどかかりました

その姿を見ていた職員さんや保護者達にも緊張が走った事と思います


いよいよアナーキー イン ザ 保育園です

『初めまして 私は不審者じゃありません』と両手を挙げ降伏ポーズで近づく位の気持ちで

感じのいい笑顔で歩み寄りましたがその笑顔もきっと不審だったのだと思います

どこかの見知らぬ父親に『こんにちわ』と挨拶されたがその表情はやはり硬かった

オレは『こんにちわ』と選挙カーに乗るウグイス嬢以上の爽やかさで答えた

きっと誰にも見せた事がない慢心の笑顔だったはずだ

その場にいる皆さんに見守られついに若い保母さんの前に立ちはだかった


『お迎えですか?』


笑顔で質問する保母さんの視線が一瞬オレの指先に飛んだ事を見逃さなかった

表情も幾分引きつって見える

それはそうだ無理も無い 初対面の不審者なのだからな彼女に罪は無い

ここでテンパリ過ぎたオレはうっかりサキの名前をド忘れしてしまう


『え・・・・・っと・・・・・・あの・・・・・・えーー・・・っと・・ちょっと待ってください・・』


ヤバい ヤバ過ぎる ここまで来て何という失態だ

一生懸命サキの顔を脳裏で思い出しながら名前タグを探し続ける

そうしてる間にもどんどん不審者としての疑惑が膨張しているのだ

一刻を争う非常事態である



『・・・・・サキ! サキです 山村サキ!(仮名)』


思い出すのに6~7秒かかった


疑惑を持ちながらも保母さんが『サキちゃ~ん お迎えですよ~』と室内のサキを呼ぶ

恐らく保母さんにとっては大きな賭けだったろう


そしてサキがやって来た

もしもここでサキがこの通常でない事態に戸惑いを見せでもしたら大変な事になる

頼むぞサキ いつもアイスあげてるおじちゃんだぞ そうだろ



『なんでおじちゃんが迎えに来たの~?』


とニッコリ笑顔で近寄ってきた

その瞬間そこにいる誰もがホッと胸をなでおろした事だろう

しかし一番安堵したのは間違いなく筆者である

こういうのを天使の笑顔って言うんでしょうね 可愛くってたまらんです

F1001201s.jpg

お見せできないのが残念だ


家に戻るとサキが来る事を知っていた長女が孫を連れてきていた

孫とサキは歳も近くいい遊び相手なのだ

そうだよ 孫がいるんだったら散歩がてら一緒に迎えに行けば良かったじゃんか

最強の不審者封じのアイテムだったのになあ ちくしょう



それにしても疲れた

今回の体験は某テレビ番組はじめてのお使い以上の高視聴率が取れると思うよ 

オレはね







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物語
genre
日記
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独り言

Comment

良かった~(*´ー`*)

初めてのお迎え成功して良かったですね笑
モザイクかかってるけどめちゃくちゃ可愛い子ですね♡ホントに天使ちゃんだ(*´∀`)
でもこれで更に保育園のセキュリティが厳しくなったかも!щ(゜▽゜щ)プププ
  • 2013⁄09⁄11(水)
  • 12:34

まちゃよさん

あの状況であの笑顔はヤバかったです
そうそう、そういった意味では私も世間に警鐘を鳴らす事で役に立ったのではないかと思いますw
  • 2013⁄09⁄13(金)
  • 11:27

笑いながら、、、(≧∇≦)読んでしまいました(#^.^#)

お孫さん連れてたら、保育園行くまでに職質、、、
で、間に合わない、、、パターン?

でも、優しいTJさんの人柄は、保母さんだけでなく、園内でも話題だったと思います(^^)

  • 2013⁄09⁄19(木)
  • 03:42

よう!久しぶり!
元気で生きているようだな。

なぜか、このブログが目にいきつき覗いたけど、
なかなか面白いな!
  • 2013⁄10⁄13(日)
  • 05:38
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