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ウェディングキャンプ番外編

ウェディングキャンプも大成功に終え気持ちよ過ぎる秋空の元

一人また一人と会場を後にする

私も荷物を全てパッキングし終え

さ~て天気もいいしのんびり下道走って帰ろうかなんて考えていた矢先

あれ?鍵(の束)がない? あれ? あれれ???

衣類の全てのポケットをまさぐってもない 何度調べてもない

キャンプしていた周辺からトイレ、洗い場までも調べるがない

その内に周りの友人達も協力して探してくれている

『寝袋の中にあるんじゃない?』

との助言にハッとし積荷を解き寝袋内部を探索 しかしない

こうなりゃテントからイスから全てひっくり返して探索するも結果は虚しいものだった

受付に行き落し物として届けられていないか確認もした

スタッフを始め周りにいた人達が皆私の鍵を探してくれている

申し訳ない気持ちでいっぱいになる

『最後に(鍵を)確認したのはどこ?』

との問いにう~んと頭をひねらせながら・・・昨日の夜時点ではあったような・・・

う~~~ん・・・ と眉間にしわを寄せ記憶を手繰り寄せる

『家に置いて来たんじゃない?』との問いにそれはまずありえないと即答

ガレージの鍵を閉めて出て来た記憶はハッキリと残っていたからだ

しかしこれだけ探して出てこないと言う事は・・・

来る道中に落としたのかな~・・・・・・ あっ!

突然思い出した 

来るとき渋滞の高速道路の登板車線を走行中に後ろの車にパッシングされたような気がしたんだ

ん?とは思ったんだけどあまり気にしないでそのまま走ってきてしまったのだが

あの時落としててそれを後続車が知らせようとしてのパッシングだったのではないか

そうだ そうに違いない 道路公団に連絡して問い合わせてみよう

一縷の希望を抱き私は会場を後にした 

鍵探索に協力してくれた仲間達よどうもありがとう 迷惑かけて申し訳ない


小一時間鍵探索のためロスしたがまだ午前中だ

天気も文句なしだしやはり下道でのんびり帰ろうと決めた


高速道路の長所は早く目的地に着けるという位だと思っていた

雨などの天候不良の時は使いたいがこんな気持ちのいい気候の時はやはり下道を選ぶ

距離的にも100km位だし全然問題ないだろう


しかし下道には常に危険が転がっているものだ

皆もそれは感じている事だろう

いくら注意していても避けられない予測不能な危機がほらすぐそこに












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先に発っていた仲間が道端で工具を広げている光景 

何度も遭遇している自然災害である



しかも今回は半端なレベルの災害ではない

恐ろしい事にこの数メートル先にも別の仲間が




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二つの大型台風が御殿場直撃です

私もここまで危険な自然災害には未だかつて経験した事がありません 

非常に危機的な状況と言えるでしょう

だがこんな時我々バイカーは知らん振り出来ないものである事は皆も承知しているだろう

何とかするまで我々もその場を動けないものなのである

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通りかかった仲間達は皆バイクを止め被災者に駆けよってくれる

自分に何が出来なくても仲間を黙って置いては行けないのである

『明日は我が身』 誰しもがそう思っているに違いない 


こうして小一時間は経っただろうか 

何とか1つの台風は進路をそれ自走でショップへと走って行き温帯低気圧に変わった

残る1台ももうそろそろ何とかなりそうな気配をかもし出していた

しかし現場はまさに台風の目の中でありその中にいる我々はまだ気づいていなかった

更に勢力を増し恐るべき大きさにまで増幅していた事を・・・

後にこの歴史上類を見ない大型ハリケーンは『アンチャリーナ』と命名された




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よし、押しがけだ 

大盛先輩の掛け声とともに頃合のいい坂道を利用し仲間達がケツから押す

こんな時ぐらいは力になりたい 私も力いっぱい押した

しかし何度か繰り返したがどうにも火が入らない



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振り出しに戻りまた皆で頭をひねる

外部の頼りになる知人に電話で助言を求めたりもした

しかしこれと言った打開策も見出せないまま時間は流れていく




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徐々に日も傾き始め次第に希望から絶望へと変わっていくのが仲間の表情から伺えるだろう


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ついには機械工学的見識から離れ

どこかの部族のまじない、祈り、黒魔術的な儀式を取り入れ始めた

何ドゥー教の教えなのかは解らないが昔から言い伝えられる神聖な儀式だそうだ


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非常に不思議で不可解な儀式ではあったが驚くべきその効果

次の瞬間、不安に駆られ沈みかけた我々の顔に再び笑顔が戻ったのだ

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恐るべし黒魔術使い

しかしバイク自体には何の効果も得られなかったようだ



私が停まってからかれこれ4時間近く経っただろうか

この状況を何とかしなければ皆でこの場所でキャンプファイヤーをする事になるだろう

誰もがそんな事を考え始めたその時、大盛先輩が口を開いた

家に戻って軽トラに乗り換えて迎えに来ると言う

やはりどんな時でも頼りになる人だ

ありがたくて涙が出そうになったがよくよく考えてみれば私がそう思うのは筋違いだった

後日話しを聞いたらドナドナして送り届け大盛先輩が帰宅したのは夜中12時過ぎだったらしい

本当に情に熱く偉大な人だ このクソッタレな世の中で唯一尊敬できる人だ

大盛先輩の事をバカにするヤツがいたらオレは決して許さないだろう 決して




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我々も家路を急いだ

もうすでに肌寒く会場を出た時とは全く状況は変わりきっていた

すぐに闇に包まれ外灯もない山道を走るのは非常に過酷であった

ふとさっきまでのきんさん達の幸せそうな顔が浮かんできた

きんさんらの幸せはこうした我々の不幸の上に成り立っているのだと確信したのだ

メラメラする気持ちを抑えつつもようやく我が家にたどり着いたのは20時近かった

身も心も磨り減り凍えていたが、たどり着いた安堵感に包まれていた

そして私は信じられない光景を目の当たりにするのであった




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ヘッドライトに照らされたガレージの扉に高速道路で落としたはずの鍵束が・・・

どうしてここにあるのだ? 全く持って理解できずただただ呆然としていた

何か魔法がかったミステリー・・・   あ


あの時のあんちゃんの黒魔術だ 間違いない

あの人すげーな 


という訳で鍵を探してくれた仲間達には顔向けが出来ない状況なのですが

それでも今日ものうのうと生きております

皆様いかがお過ごしでしょうか



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独り言

Comment

(笑)

面白過ぎるオチでした

あんちゃんの黒魔術恐るべし(笑)
  • 2012⁄11⁄06(火)
  • 16:42

>群馬のマル

スタッフお疲れ様でした
そして大変お騒がせいたしました
本当はハラワタ煮えくり返ってませんよねw
  • 2012⁄11⁄07(水)
  • 12:03

もろにツボ

ヤ、ヤバい笑い死ぬ!

はー…何年ぶりだろう、本気で笑ったの…
  • 2012⁄11⁄14(水)
  • 15:23

>丈二

そうかそうか そう言われるのは実に誉れな事だね 今度は丈二の命をもらいに行くぜ 覚悟しろよw
  • 2012⁄11⁄18(日)
  • 11:57
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