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お母さん

小学生の娘がおりますが、最近のお母さん達ってキレイだよね いや全員とは言わんが

オレが少年時代、同級生の母親なんて皆同じような頭して、地味~で、洒落気も何もない

汚いババアばかりだったように記憶してます 

当時あの地味ババスタイルが流行りだったという事もないだろう

母親とはこうあるべきだと変な風習があったのかもしれない

派手なカッコをすればたちまち井戸端会議の号外ニュースとして非難をあびる事だろう


オレの母親は美容院を経営していたので、そこら辺のババアよりは小ぎれいだった 

商売柄当然なのだろうが、それが許される人間の一人だったのだろう


上品で優しい母であった 怒られた記憶がほとんどない 3度だけだ

だからこそ、普段怒らない人間が豹変するさまを目の当たりにした少年は心に刻む事になる


大概はオモチャ等をねだって聞き入れてもらえないケースに起きた

1度目

少年はその怒りを母に思いっきりぶつけたのである

『クソババァ!』

その後まさに豹変したのである 殴られるは外にほっぽられるは鍵を掛けられるは

泣きながら許しを乞う少年に成り下がる事になろうとは神でも想像しなかったろう


それから暫く経っていたであろう 2度目があるとは夢にも思っていなかった

『クソ・・』と口から出た瞬間、少年の脳裏に1度目の惨劇が蘇る ヤバい・・・

【クソ】のあとに【ババア】を付けると怒る すでに【クソ】は引き返せない状態である

【クソお母さん】か?ゴロも悪いし言いづらいだろ ましてや少年の気が治まらない 

いや、そもそもその単語を発する事で引き金をひいているのかは不明だし、ここは賭けてみるか・・・

わずか1秒でこれだけ頭が回る少年はやはり天才の資質があったのであろう


『クソ・・・ババァ・・・』  ついに疑惑の単語が吐き出された

【クソ】の勢いに比べて明らかにトーンダウンした【ババァ】であったが少年の勇気に拍手を送りたい

さらに天才少年は学ぶ事になった 『この単語を一生封印しよう』 と

赤く腫れた頬をさすりながら確信したのである


【クソババァ】で何故そんなに怒るのだろう 少年は考えていた・・・

糞+婆=クソババァ という公式か 頭の中で描写してみる・・・ なるほど、これは酷い、酷すぎる

そんなつもりで発した言葉ではなかった どちらかと言えば【チクショー ババァ】を略した程度だ

恐るべき学習能力である 少年はそれに取って代わるセリフを模索し始めていた・・・


3度目 前回から数年経っている 当然少しは思考力もついたはずである

少年は怒りに任せ【クソババァ】と発する事はなかった

少年は心得ていた 母を発狂させずに、尚且つ自分の怒りを発散できるセリフを

あわよくば『考え直して買ってくれるかも』という純真な期待を込め言い放ったのである


『チクショー!ババァ!!』

そう、あの時に感じた素直な心を略さずにハッキリとぶつけたのだ

糞+婆は自分の身内に対しても言いすぎだ 何よりリアルでそんな母がいたらオレ自身がいやだ


やがて少年は再び考える事になる  

『何がいけなかったのだろう?』 コブが出来た頭をさすりながら街頭をさまよう

その答えは未だに解らずにいる・・・・・


42歳になった少年はその答えを知る事は一生ないだろう

なぜなら母親に買ってほしいオモチャがこの世に存在しなくなってしまったからだ・・・



追記 こんな男ですが一応母を愛しております 口には出しませんが








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